脂肪の話

皮下脂肪と内臓脂肪

体に存在する脂肪組織には、その存在する位置によって皮下脂肪と内臓脂肪という分け方をします。

皮下脂肪とは、その名の通り皮膚の下層にある脂肪細胞の増大による脂肪です。
一方、内臓脂肪は、内臓(特に腹部)の周囲および臓器の内部に脂肪組織が沈着し増大するものをいいます。一般的には腹腔内に存在するものを指しています。

内臓脂肪が厄介

実は、内臓脂肪には、糖尿病や高血圧、高中性脂肪や低HDLコレステロール血症などの脂質異常症につながる危険因子がたくさん集まっていることがわかっています。
例えば、内臓脂肪が蓄積し、糖尿病や高血圧、脂質異常症になると、動脈の壁が厚くなり弾力がなくなる動脈硬化を引き起こしてしまいます。
さらにこの動脈硬化が、おそろしい脳血管疾患や虚血性心疾患につながっていきます。脳血管疾患や虚血性心疾患になると、寝たきりになるリスクも増え、本人だけではなく家族にも大変な負担となります。
このような状態をメタボリックシンドロームと呼び、これに着目したのが特定健診です。
特定健診で上記の疾患のリスクがどの程度あるかを把握することが出来るわけです。
こういった生命や健康に大きな影響を及ぼしかねない疾患は、起こってからでは後戻りできません。
そのため、未然に防ぐことが一番大事なのです。
あなたのために、またご家族のために、ぜひ特定健診を受けることをオススメします!

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